介護の仕事の大変さって、
何だと思いますか?
今読んでいる本が興味深くて、
ワクワクしています。
「介護のススメ!希望と創造の老人ケア入門」
三好春樹著 ちくまプリマー新書
なぜワクワクするかと言うと
私がうまく言い表せなかったことが
シンプルに表現されていて、
まだ途中までしか読んでないのですが
この先読み進めるのが楽しみだからです。
介護職に転職して1年半。
いろんな人から「大変でしょう」と
言われてきました。
その方々が何をもって「大変」と
言っているかは多分様々だと思います。
いわゆる3Kという意味かもしれない。
給与と仕事内容の不釣り合い、
という意味かも。
でも介護経験のない人から
大変でしょうと言われる度、
「私が感じている大変さとは
多分違う意味じゃないかなぁ」と
漠然と思っていました。
漠然と、と言ったのは
自分でも何が大変だと思っているのか
はっきりしていなかったんですね。
この本で、
私たちが関わるのは「人体」じゃなくて
「人生」でしたね。
「この人の人生の意味は何だろう」とか
「人生の目的は?生きがいは?」
といった問題に関わるんです。
という文章に出会い、
「そうそう、これっ!」と思いました。
しかもこれから何十年も生きるであろう
希望に満ちた若者ではなく、
兄弟姉妹・友人の死や
自身の身体が衰えていく喪失感を
味わっている方々の人生に関わるんです。
何がしたいか訊いて答えてくれるなら
いいですが、答えることが出来ない方も
たくさんいらっしゃいます。
そういう場合はご家族から話を伺ったり、
想像力を働かせることが必要です。
自分の「人間力」が総合的に試されます。
そういうところに大変さを感じていた
のだなと一旦言葉に出来ました。
経験を積むとまた別の大変さを
感じるのかもしれませんが。
さて、続きを読むのが楽しみです(^o^)
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