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「出来ない」のは本当か?単なる甘えか?

ご入所者の「できない」という言葉を
どこまで信じるか。

 

何でもかんでも手伝うのは簡単ですが、
その方の残存能力を生かして
少しでも自分でやって頂く。

 

特に在宅復帰を目指す
老健(介護老人保健施設)では必要です。

 

はっきり言って、
「出来ない」という言葉をそのまま信じて
こちらで何でもやる方が楽だし早いです。

 

でもそうすると
その方は本当に何もできなくなります。
それは介護ではない。

 

時々、介護士をお手伝いさんかのように
あれやってこれやってと
言ってこられる方もいます。

 

そのとおりにやれば相手の機嫌もよく、
こちらも考えなくていいので楽できます。
でもそれは介護士という専門職が
行うことではないです。

 

今まで「介護士の本分とは?」を
言葉にしてきませんでしたが、
これを自分の言葉で持っておくことは
普段仕事をする上でも
大切なことかも、と思いました。

 


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Rekaケアキャリアコーチ&介護福祉士
「ケアする人へのケアを」という思いのもと、コーチングによるケアをお届けしている。個人向け講座や企業研修も実施している。 雑誌掲載:「達人ケアマネ」(日総研)2019年12-1月号「利用者のモチベーションを維持するコーチングを活用したコミュニケーション」
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