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相手の世界に入ってみる

日曜の早朝4:55からテレビ朝日系列で
放送されている「テレメンタリー」。

 

今日のテーマは
「演じて看る ~91歳 認知症介護の日常~」。
こういう番組、もっと増やしてほしいな、
見やすい時間帯に放送してほしいなと思う内容でした。

 

91歳の夫が91歳の認知症となった妻を介護する、
いわゆる老老介護。しかも10年間。
徘徊したり罵声をあげる奥さんに対し、
殺してやろうかと思うほど
追いつめられたこともあったといいます。

 

そんな時に出会ったのが、
俳優として演劇活動もしている
介護福祉士の方。

 

見当違いの言動があった時に、
それを正すのではなく、受け入れ、
相手の世界に入って演じる。

 

これは介護職なら
必ずやっているんじゃないでしょうか。

 

例えば、自分の家なのに「帰りたい」
と言われた場合…

 

「何言ってるの。ここが家でしょ。」
と言いたいところですが、
「そうですね。そろそろ帰りたいですよね。
でもまだ息子さんが迎えに来ていないから、
お茶でも飲んでここで待ちましょうか。」
と「ここは家ではない」という相手の世界に入って
話を進めます。

 

このような介護に出会って、
ご主人はとても救われたそうで、
今ではその介護福祉士さんと劇団を作り、
看板俳優として活躍されているとのこと。

 

この方はいい人と出会い、
素晴らしい生きがいを見つけられてよかったな、
と思いつつ、
「演じて看る」という方法を知れば
もっと楽になる介護者は増えるかな、
知っていても常に出来るかどうかはまた別問題だな、
とか、様々な思いが頭をよぎりました。

 

実際、私も毎日のようにこうしたやり取りはしていますが、
何度も繰り返すと
自分が疲弊してくるのが分かります(笑)。

 

仕事でもこうなるんですから、
家で介護をしていればもっとですよね。

 

早朝からいろいろ考えさせられましたが、
このようないい番組を
いったいどれほどの人が見ているのか。
もっと多くの幅広い年代の人に見てもらって、
介護について考えるきっかけとしてほしいと思います。


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Rekaケアキャリアコーチ&介護福祉士
「ケアする人へのケアを」という思いのもと、コーチングによるケアをお届けしている。個人向け講座や企業研修も実施している。 雑誌掲載:「達人ケアマネ」(日総研)2019年12-1月号「利用者のモチベーションを維持するコーチングを活用したコミュニケーション」
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