最近読んだ本。
「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」
コーダ(Coda:Children Of Deaf Adults)という
ろう者である両親のもとに生まれた
聴者の子どもである主人公が、
不本意ながらも手話通訳士となり、
ろう者の社会で起きた現在と過去の事件に
巻き込まれながら、自身の役割・生き方を見つめ直す。
とてもざっくり言うとそういう話です。
事件解決モノのミステリー小説としても楽しめますが、
ろう者の世界を垣間見る、
手話に限らず通訳士とは何たるかを問う
とても味わい深い作品でした。
私は「言語」としての興味から
手話を学び始めましたが、
言語はそれが使われている文化を構成する要素であり、
言語を学ぶ=文化を学ぶ、ということに
改めて気付かされ、考えさせられました。
是非いろんな方に読んで頂きたい本です。
それにしても、
手話動作を文字表現だけで表すって
ホント難しい…。
電車の中で読んでいたのに
文字で表現された手話がイメージ出来ずに
ついついやってしまい、
ハッ!となりました(笑)。
コーチングのサンプルセッション(無料)を受付中です!
コーチングって何?という方、
ちょっとした心のモヤモヤを聞いてほしいという方、
ご興味をお持ちでしたら、ご連絡ください。
ご質問もお待ちしております。
お問合せ先:bigsisterly.moon@gmail.com
※基本的に24時間以内に返信しております。
当方からの返信がない場合、Gmailからのメールが
受信できない設定になっている可能性がございますので、
設定をご確認ください。
コメントを残す